僕が後で読み返したいブログ

現役大学生が運営する自分本位のブログ 暴論あり

劣等感と行動

 

  結論: 行動、一択

 

  アドラー心理学について少しだけ勉強しました。その中で、「劣等感」と「劣等コンプレックス」の明確な区別について、ここは丁寧に噛み砕いていきたいと思ったので、整理してみたいと思う。

 

 劣等感は自分が他人にある面で劣っているという自覚のことを指す。こういった感情は全ての人間が何らかの形で本来持っているものであり、前進する力(優越性の追求)へと変えるための肯定的なものであるとアドラーは言う。

 一方で、劣等コンプレックスはそういった劣等感を行動で解消することをあきらめてしまうことから生じる心の歪みのことを指す。例えばこの劣等コンプレックスは、次の3つの行動に表面化し、各人の持つ課題から目を背ける。

1.攻撃(成功者への嫉妬や悪口)

2.自慢(自分が優れているということのアピール)

3.不幸のアピール(あえて口にすることで、気にしていない自分を装う)

 インターネットで他者を覗くことが出来る現代的な状況や、偏差値のようなもので明確に自分の相対的な位置を確認できる環境においては、劣等感を感じさせられる機会が身近なところにたくさんある。こういった世界で生きている限りは、このような状況から逃げるということは簡単ではなくて、いかに劣等感と向き合うかという部分を考えていく他ないのではないかと思う。

 そこで、アドラーはこの劣等感を解消する唯一かつ最大の方法として「行動」を挙げている。不完全さを認め、前進しようと行動を起こす勇気が唯一の処方箋らしい。定期的に自分を戒めていければなぁ