僕が後で読み返したいブログ

現役大学生が運営する自分本位のブログ 暴論あり

I am a 童貞.

 卒業していたと思っていたら、意外としていないものです。

精神的な童貞(もしくは、メンタル童貞)は、意外とまだ卒業できていない。 

 

 一般的に認識されている、身体的な童貞(もしくは、フィジカル童貞)。人生のある時点まで、体育会系の元気ハツラツオロナミンC!テストステロン!だった自分はとりあえずこういった意味では、運良く卒業させて頂いたのかもしれない。しかし、ある時点で運動関係から距離を置き、帰宅部に所属するようになった。

 

そしたら何が起こったか。

 

時間が沢山余ったので、本を読むようになった。無駄に読みまくるようになった。軽く本の虫っぽくなった。

 

 

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(ちょっと前に話題になった画像)

 

 こういった過程で、コンプレックス、批判グセ、現実逃避、等々の特性(童貞の特徴6つ)を大いに自分の中に育てていった。純粋だった元気ハツラツな自分を、社会の残酷さ、歪み、ヒエラルキー、その世界に生きる自分、みたいなものをどんどんインプットした頭でっかちな自分が覆い尽くしていった。(本を読むことが悪だといっているわけではない(笑)し、本を読まなくてもほとんどの人が闇を目撃することくらいはあるはずだと勝手に思っているけど、自分には画像のような傾向が顕著に表れた。)

 

 自分を相対的な個として見出してみること、批判的に考えること、想像の世界に時々避難すること、自体は全く悪くない。悪くはないんだけど、こういったものがもたらす「副作用」に、しばらくの間、あまりにも無自覚だった。これはここ数年で明確になってきた反省事項の一つでもある。自覚すること。それを踏まえた上で、今後も好奇心に従って世の中のことをもっと知っていきたい。

そして、、、

 

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(一方でこのような画像も出回っていた。)

 

 ○○な現実を受け入れた上で、ポップに生きたい。ってぼやっと言っていたけれど、まさにここが本当にたどり着くべき境地な気がする。色々な歪み、現実、全部受け止めた上で、美しさを真っすぐに見出したい。ここに達することこそが、メンタル童貞をこじらせてしまった自分に課されている課題なんだと思う。もっと、美しいものを素直に真っすぐ抱きしめられるような大人に成長していきたい、と思うのであった。