僕が後で読み返したいブログ

現役大学生が運営する自分本位のブログ 暴論あり

全力で金儲け肯定したい

 

 

 貧困、環境、保険、障がい者などの諸問題に対する、

善意とかボランティアとかに基づいた組織の仕組みにはやっぱり限界を感じる。

難しいんだろうし問題の性質により様々だけれど、結局は金銭的な動機や市場に基づいた仕組みのほうが、普遍的で強力で持続可能なのを忘れちゃならん気がする。

 

 ボランティアは金銭的には無償だけれども、「経験」 「やりがい」とかを対価に、サービスを提供している面もあると思う。(それさえなければ誰もやらないだろうし、やったとしても一生やっていたいとおもうだろうか。)

でも、誰もがその経験ややりがいに基づいた動機に駆り立てられるわけではない。

しかも、そういう類の報酬はいつまでも手元に残るわけではない。その場から離れて時間がたてば、経験という記憶は色褪せるし、やりがいとかいう感情は消える。だから、人や社会を普遍的に巻き込む力が金銭報酬と比べるとイマイチ弱くなる。弱くなるというのは、お金がおおよそ何にでも変えられるものだから。それも、ほとんど望んだタイミングで。そしてその価値は長期にわたって残る。

 

 慢性的な問題や課題に対して根本的な解決手段を提案するのにも、やっぱり市場の仕組みを利用して金銭的な動機を間に咬ませないとなんだと思う。それが難しい事なんだとは思うし、難しいからこそ今でも問題であり続けているんだと思うけど、すぐ善意に期待する前に考える余地はあると思う。いずれにしろ、金になる/する方法を考えられるというのは善意やボランティア以上にすごいことだと思うし、金銭的な動機を甘く見てはいけない気がする。